ナンテン(南天)
【分類】 メギ科 ナンテン属
【樹形】 常緑低木.株立ちで,高さは1~3mになる.
【 葉 】 3回奇数羽状複葉で互生する.小葉は長さ3~7cmで,ふちは全縁.
【樹皮】 縦の溝ができる.
【 花 】 円錐花序に白い花を多数つける.花期:6~7月.
【果実】 液果.直径5mm位の球形で,赤く熟す.果期:11~12月.
【分布】 本州(茨城県以西),四国,九州の丘陵帯.各地で栽培.
【別名】 -
【名の由来】 音が「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされ、
鬼門または裏鬼門に植えると良いなどという俗信がある。
福寿草とセットで、「災い転じて福となす」ともいわれる。-
【類似種】マンリョウ

   
 

裏山を散歩中に。「それ、ナンテン?」「違うよ、マンリョウだよ。」という会話から調べてみた。違いはどこだっけ?


 

位置情報
三木市緑が丘町、裏山の散歩道 GoogleMap1

   
   
   

(上)マンリョウは単葉、互生。鋸歯がある。
(下)ナンテンの葉は、3回奇数羽状複葉。

        
   
   

樹皮にもかなりの違いがある。
(上)マンリョウ、(下)ナンテン

         
   
   

実はぱっと見、似ているからなぁ。混同するのはここ。

   
   
   

実のつきかたで千両、万両を区別する。
(上)センリョウ、上向きに実がつく。(下)マンリョウ、葉の下に実が垂れ下がる。

       

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