ユリノキ(百合の木)
【分類】 モクレン科 ユリノキ属
【樹形】 落葉高木.幹は直立し,高さは20~30mになる.
【 葉 】 互生.葉身の長さは6~18cmで,浅く4~6裂する.黄葉
【樹皮】 縦に裂ける.
【 花 】 枝先に直径5~6cmの黄色い花をつける.花期:5~6月.
【果実】 翼果が集まった集合果.果期:10月ごろ.
【分布】 北アメリカ原産.日本では街路樹,公園樹として植えられている.
【別名】 ハンテンボク(半纏木),チューリップツリー
【名の由来】 属名の直訳から.「ハンテンボク」は葉の形が半纏に似ることから.
【類似種】トウカエデ、モミジバフウ
県立三木山森林公園、防災公園グラウンドゴルフ場側駐車場西
紅葉が似ているものはモミジバフウ(葉が5裂・樹皮は縦に裂け目)、ユリノキ(葉が浅く4-6裂、樹皮は凹凸)、トウカエデ(葉は浅く3裂、樹皮は薄く剥がれる)。
(上)ユリノキ、(下)モミジバフウ。ともに紅葉が美しい。
(上)ユリノキ、(下)モミジバフウ。幹だけでは見分けが付かない。
(上)ユリノキ、(下)モミジバフウ。決め手は葉の形。モミジのように深い切れ込みがあれば、モミジバフウ。
11月中旬三木山森林公園にて ユリノキ